作家紹介
信楽についてメニューページ

No.5 信楽の狸の由来
信楽の狸は、信楽 初代狸庵 陶芸家 藤原鐵造(三重県の槙山生まれ、1876〜1996)さんが若くして京都で修行していたある夜のこと、不思議な大狸小狸が月光に照らされて、ポンポコと腹鼓を打っていたという夢のような体験をされたそうです。
親方から『何人に一人しか聞けぬ狸の腹鼓だ』と教えられ、それ以来自分で小狸を飼い、観察してから後1935年、本格的に縁起物としての狸を作り出したとのことです。
1951年に昭和天皇が全国巡幸をされた時、旗を持った狸が沿道で歓迎をしたところ、天皇が『をさなどき あつめしからになつかしも 信楽の狸をみれば』と詠われ、一躍全国に広まったのです。
信楽の狸
置物狸の原型は、江戸の手まり歌に、
『雨のしょぼしょぼ降る晩に 豆狸が徳利もって酒買いに』という一節があり、庶民がお酒を買いに行き始めたころです。
信楽狸の置きものが記録に残されているのは幕末で、門左衛門の作の狸らしい。
信楽の狸
信楽狸八相縁起 石田豪澄和尚の理論によると、
笠・思わざる悪事災難避けるため用心常に身を守る笠
顔・世は広く互いに愛想よく暮らし誠をもって努めはげまん
目・何事も前後左右に気を配り正しく見つむる事忘れめ
通帖・世渡りはまず信用が第一ぞ活動常に四通八達
徳利・恵まれて飲食のみに事足りて徳はひそかに我身につけん
腹・物事は常に落ちつきさりながら決断力の大肚をもて
金袋・金銭の宝は自由自在なる運用をなせ運用をなせ
尾・何事も終わりは大きくしっかりと身を立てるこそ真の幸福

ホーム信楽焼の新作・新商品うつわ紹介作家紹介お店について信楽についてお客様の声・お便り
インフォメーションギャラリーマスコミ掲載履歴うつわの取扱いについてお問い合わせブログ
Copyright ©2001- 株式会社蓮月 All rights reserved.
株式会社蓮月 〒529-1851滋賀県甲賀市信楽町長野720  TEL. 0748-82-3566
当サイトの内容(文章・写真・画像等)の一部または全部を、無断で使用・転載することを禁止いたします。
ホームページ制作エントランスウェブ
ホームページ制作 南大阪 エントランスウェブ